神戸シッピンググループの起源は、約60年前に田鍋菊夫が創業した田鍋航運株式会社であります。
その後、1973年に神戸シッピングエジエンシ株式会社を設立し、設立時の韓国人船員派遣業務から、船舶の所有、日本郵船株式会社への定期貸船、マンニング業の拡充、船舶管理業務全般へと事業を拡大してまいりました。

2006年にはマンニングに特化した株式会社日乃出興産を設立し、フィリピン・中国・ベトナム・韓国船員の配乗を日本国内の船主様に提供しております。

2008年には船舶管理部門を独立させ、新たに神戸シップマネージメント株式会社を設立し、船舶管理ノウハウを生かした、新たな取引先の開拓に取り組んでいます。

2010年には本社自社ビル「シー・クリサンス神戸」を神戸市灘区に建築し、さらなる業務の効率化を計っています。

母体となる神戸シッピング株式会社では、2021年に船舶事業をシンガポール法人へ売却し、船主業からは撤退いたしましたが、引続きグループ会社の管理部門を担いつつ、2022年には賃貸マンション「シー・クリサンス西岡本」を竣工させ、不動産業へと業態を変えております。

そして2023年4月、皆様の御蔭で弊社創立50周年を迎えることができました。

今後も神戸シッピンググループとして海運業の発展に、そして、新たに不動産業として神戸を主とした地域の発展に貢献していく所存であります。